初めて動画広告をだす時に知っておくべき事を詳しく解説
最近、スマホが普及し、YouTubeをはじめとする 動画サイトが人気を集めることによって、動画の広告を出す企業が増えてきています。
ただ、動画広告を出していきたいと考えているが、動画広告について初めての方はよくわからないと思います。
そこで今回は、企業のご担当者向けに動画広告についてご説明しようと思います。
広告代理店の弊社が、動画広告についてわかりやすくご説明していきたいと思います。
動画そのものの制作について知りたい方は下記をクリックしてください。
目次
1.動画広告の特徴
2.動画広告の種類
3.動画広告の主要配信先
4.広告掲載の仕方
5.効果測定
6.次の展開
7.まとめ
1.動画広告の特徴
まずは、動画広告全般の特徴についてご説明します。
動画広告は静止画や紙の広告に比べ、情報量が多いということが挙げられると思います。
また、動く映像で、音声で伝えられるので注目を引きやすいということも言えると思います。
その為、インパクトがありつつ、短時間で伝えたい情報をわかりやすく伝えることができるのが大きなメリットと言えます。
2.動画広告の種類
動画広告には、様々な種類があるので、次に動画広告の種類についてご説明していきます。
2-1.インストリーム動画広告
動画広告の代表的なもので、YouTubeなどの動画サイトで、動画のコンテンツと同じ画面でそのまま流すことができる動画広告です。
動画本編の前・途中・終了後に流すことができます。

2-2.インバナー動画広告
従来のバナー広告は静止画のバナーが貼られていましたが、そのバナーが動画広告になったものです。
Yahoo!をはじめとするポータルサイトやキュレーションサイトなどで表示されることが多いです。

2-3.インリード動画広告
SNSのタイムラインやニュースアプリの記事の中に埋め込まれる動画広告です。
記事や投稿と同じような形式で表示されるため、広告と思わずに見てもらいやすい。
もう少し詳しく説明すると、ニュースサイトなどで、ページをスクロールすると自動的に動画が再生されるという動画広告です。
更にスクロールを進めると動画広告は自然に消えます。
インリード広告とよく似たものにインフィード広告というものがあります。
こちらも配信面や配信方法は同じですが、インフィード広告の場合は静止画のバナー広告も含める場合が多いです。

2-4.オーバーレイ広告
ウエブサイトを見ていると、ブラウザの一定の位置に固定されて表示される動画広告です。
基本的にはユーザーが×印をクリックするなどしないと表示が消えません。
現在の主な動画広告の種類としては上記の4つになります。
3.動画広告の主要配信先
次に動画の主要配信先についてご説明します。
ポータルサイトやニュースサイトなど、多くの媒体で動画広告の配信ができるようになっていますが、その中でも人気が高いのが、YouTube、Facebook、Twitter、InstagramといったSNSメディアです。
これらについて、年代別・性別に利用率を見ていきたいと思います。

それぞれについてご説明していきます。
3-1.YouTube(ユーチューブ)
Googleが提供しているYouTubeは世界最大の動画配信プラットフォームと言える存在で、動画広告といえばYouTubeとイメージされる方も多いと思います。
20代の利用率が92.8%と非常に高いですが、全年齢を通して広く利用されています。
YouTubeに掲載される動画広告のことをトゥルービュー広告と呼んでいます。

3-2.Facebook(フェイスブック)
Facebookは、世界最大のソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)で、日本でも30代を中心に広く使われており、高齢者の方にも比較的よく使われています。
Facebookの動画広告は、タイムライン上に自動で再生されるタイプの動画広告です。
Facebookの動画広告の特徴として、年齢・性別はもちろん、エリアでセグメントしたり、そのユーザーが興味や関心を持っている事柄などでもセグメントすることが可能というのが挙げられます。

広告料金は、基本的には広告主が決めた予算の中から入札方式でインプレッション課金またはThruPlay課金(一定の秒数を超えて再生されると発生する課金方式)があります。
3-3.Twitter(ツイッター)
Twitterも世界的なSNSサービスの一つで、全角140文字以内という短文のメッセージに限って送ることができるのが特徴です。
20代が一番よく利用してますが、全年代平均でもYouTubeに次ぐ2番目の利用率です。
Twitterの動画広告は、タイムライン上に表示される動画の本編前に再生されるインストリーム広告となります。
視聴者は、広告動画が6秒を超えるとスキップすることができます。

課金されるのは、動画が100%表示で3秒以上再生されたタイミング、動画の50%表示で2秒以上再生されたタイミング、更に動画の50%表示で6秒以上再生されたタイミングでの課金の中から広告主が選ぶことができます。
3-4.Instagram(インスタグラム)
InstagramもSNSの一つですが、画像及び動画の投稿に特化しているのが最大の特徴です。
20代の利用率が一番高いです。
もう一つの特徴として、他のSNSでは利用率に男女差がほとんどないのですが、Instagramでは女性の利用率が高くなっています。
Instagramでは、ニュースフィードとストーリーズに動画広告を配信することができます。
ニュースフィードというのは、アプリを立ち上げると出てくる画面なので非常に視認性は高いです。(アプリ起動ごすぐに表示される訳ではありません。スクロールしていくと出てくるイメージです)
また、アプリを起動すると画面上部に「ストーリーズ」というものが表示されますが、これは画像や動画を24時間限定で共有できる機能で、ここに動画広告を表示させることができます。

InstagramはFacebookの傘下にあるサービスなので、料金形態も基本的にはFacebookに準じています。
4.広告の配信方法
広告の配信方法ですが、例えばYouTubeであれば「Google広告」というところから、InstagramであればFacebook広告マネージャというところから手続きを始めます。
配信先媒体によって推奨動画形式、動画のフォーマット、動画の解像度、画面サイズ、動画の長さなどが決められており、それに合わせた動画をアップしていくことになります。
色々と細かい条件がありますので、詳細は別のコンテンツでご説明します。
5.効果測定
動画広告を実施したことにより、どれくらい売上や知名度の向上に効果があったのかというのが気になることと思います。
そこで、効果測定を行うのですが、基本的にはその動画広告の表示回数、クリック数(5秒以上再生された回数など)、広告単価(クリック単価やインプレッション単価など)はどの媒体でも測定することができ、どれくらいの人に見る機会があったのか、どのくらいの人が能動的に見てくれたのかといったことはわかるようになっています。
また、媒体によってできるできないはありますが、CTA(Call To Action、その動画広告から問い合わせや受注などに繋がった件数)なども測定することもでき、より詳細な効果測定を行うこともできます。
6.動画広告を行なった後の展開
動画広告を実施し、効果測定をしたら、検証して次のアクションへとつなげていきます。
同じ媒体を使う場合でも、予算や期間、ターゲットなどを変更してみるということもありますし、Twitterで展開していたのをFacebookにしてみるといったことも考えられます。
また、WEBを離れた媒体で実施してみるというのも検討する価値があります。
例えばテレビCMであれば予算はかかりますが、より多くの人に届けられる可能性が高いですし、駅や映画館、病院などのサイネージで流すという方法もあります。
その他にも内容によっては、展示会や商談で使ったり、就職説明会等で使用するということも考えられます。
ただ、この場合だとあらかじめ長尺の本編映像を作っておき、そのダイジェスト版としてWEB用のCMを作るといったことも考えておかなければなりません。
まとめ
近年大幅に伸びている動画広告について、種類やメリット、展開方法などについて概要をご説明させていただきました。
動画広告は新しい媒体なので、これからも新しいものが生まれてくる可能性が高いです。
動画広告は静止画や紙の広告に比べてインパクトがあり、短時間で伝えたい情報をわかりやすく伝えることができるので今後も動画市場は伸びていくかと思います。
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